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三井住友VISA太平洋マスターズ 2023

大会初日にゴルフクリニックを実施。新アンバサダーの石川遼「出来る限りのお手伝いができれば」

新大会アンバサダーによるイベントが、きゅうきょ決まった。

大会初日の9日・木曜日にプレー後の打撃練習場で、石川遼によるゴルフクリニックを実施。



練習法などの解説と、ご観覧のみなさまから質問を受けるなど、触れあいの時間を設ける予定だ。


今年6月に、大会主催の三井住友カードとスポンサー契約を締結し、アンバサダーに就任。

「できる限りのお手伝いができれば、と。プロとしての視点でお力になれるというのは非常にありがたいですし、光栄です」と、運営会議などで積極的に意見を発信。

大会準備に心を砕いてきた。


つい日曜日にはメキシコから戻ったばかり。

超・多忙なアンバサダーは、先月の「ZOZOチャンピオンシップ」で4位に入り、出場資格を得た先週のPGAツアー「ワールドワイド・テクノロジー選手権」で体調を崩してしまい、期間中はほぼ食事が取れない状態だった。


体重も2キロ減ったそうだが「今まで食べ過ぎていたのでちょうど良かった」と明るく笑い、「ゴルフの調子は悪くないですし、問題なく来られている」と、気丈に言った。


昨年は、星野陸也とのプレーオフを制して大会最多に並ぶ3勝目を飾った。

御殿場コースは2018年の大改修が行われたが、「前の印象を持ったままガンガンいっていた。それでグリーン周りで痛い目に遭っていた」と、攻略までに時間を要した。


「昨年はかなりマネジメントを変えましたし、コースと、自分の歴史をリセットして。1ホール1ホールにピュアに向き合っていこうと考え直した」と10代(2010 年)、20代(2012年)に続く、10年ぶりの3世代Vにつなげた。


連覇による最多の4勝目がかかる今年は、「昨年の経験が良い後押しになってくれる。今の自分の現在地を知ることができますし、良いプレーをすればまた上位に行けるという気持にさせてくれる」と今週は、ロープの中でも外でも、モチベーションが高い。

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