若手や新人の活躍に沸いた4日間だった。
その中で、石川遼が挑んだ15ラウンド連続60台記録を見届けに来てくださったファンも多く「本当に嬉しい」と、石川も喜ぶ。
「ここ1年で、男子ツアーも名前がすぐ挙がるような選手が増えてきて、将来を担う逸材が増えているのは間違いないと思います」と、新たな時代の流れを実感する。
「男子の場合、キャラクターを確立するのは難しい部分もありますが、みんなそれぞれに夢やストーリーを持っていて、熱い気持ちでピュアにプレーしています」と、熱弁し「推し活ではないけれど、それぞれのキャラクターを知ってフォローしていただければ今年1年で、男子もさらに応援してみたいと思っていただけるツアーになれると思う」と、展望を描く。
「もちろん、僕は僕で頑張りたい」と、31歳の石川も共に盛り上げる。
「スピードやパワーで若い子たちには勝てないけれど。総合的に対抗できるように。強いゴルフでバチバチやりあえるように。どすんと構えて受け止められる側にいたいなと思います」と、プレー後は大観衆の真ん中で、一心にペンを走らせた。