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ダンロップフェニックストーナメント 2023

比嘉一貴が宮崎入り「メニューをチェックしてきました!」地元グルメも連覇の力に

当地の玄関口、宮崎ブーゲンビリア空港は、大会が今年開催50回の記念ということもあり、ダンロップフェニックス一色。

特に昨年覇者のスイング写真がそびえるオブジェはど迫力だ。

身長158センチの小さな巨人もさすがに驚きを隠さず、1年前の自身の姿をあんぐり見上げた。



今年も前年覇者の到着に合わせて、13日・月曜日に盛大に行われた大会恒例の歓迎セレモニーで、比嘉一貴(ひが・かずき)が搭乗口から敷かれた大会カラーのレッド&グリーンカーペットを行進。



地元のみなさんから温かな歓待を受けた。


ここ宮崎は、圧巻の年間4勝目を飾り、昨年の賞金王獲りを決定づけた場所、というほかにもアマ選抜のナショナルチーム時から強化合宿などで何度も訪れてきた思い出の地。

「自分は甘いものが好きなので、フルーツオオノのパフェを毎回楽しみにしています。他にもうどんだったり、たくさん美味しいものがあります」と、かねてよりごひいきのグルメにも目が輝く。


ただ昨年の開幕前は、まだ賞金レースが混沌としていた時。
「いつもより余裕がないというか、試合中も緊張感がずっとあって・・・ちょっと苦い思い出があります」と当時の心境を思い返して苦笑し、「昨年は余裕がなくて食べれなかったので、今年は本当に楽しみで来る前からメニューをチェックしていました」と、ニコニコした。


歴代覇者にはウッズやケプカら、名だたる中でも特に、比嘉が感慨深いのは、2014年にあの人の名前があることだ。

「大学の先輩である松山英樹さんがいて。その中に自分の名前を入れられたというのは、ジュニア時代から九州でプレーしていた自分にとっては夢でした。すごく嬉しかった」と、改めて昨年の歓喜が蘇る。


連覇がかかる今年の50回記念では、その松山ほかケプカらも招待リストに名前を連ねる。

「毎年すごい招待選手が来てくれるんですが、今年は特にメジャーチャンピオンが集まるということで、日本だけではなく、いろいろなところから注目される大会になると思います。松山さんもいますし、そういった中で後れを獲らないようにしたいと思います」と、今から気合いが入る。


「いつも宮崎の方々からの応援は凄い熱いものがある」と感謝し、「今年も熱い応援を受けて2連覇、そして次につながるようなプレーができるように頑張ります」と、目標を語ると、大会が用意してくれた専用の送迎車に乗り込み、さっそく会場のフェニックスカントリークラブに向かった。

今年も頑張ります!

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