「息子が情けない。全然貢献してくれない」と、冗談交じりに東北福祉大ゴルフ部出身の彰吾さんをなじった。
最終18番のパー4では痛恨のトリプルボギーの「7」を叩くなど、通算7オーバーの「77」。
昨年大会も同スコアだったそうで、「2年連続でこのスコア。全然納得いかない」と負けん気を覗かせ、「野球は回りがカバーしてくれるけど、ゴルフは自分が失敗したら終わり。ゴルフのほうが精神的に来る」と、難しさを痛感していた。
それでも、堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)とのプレーは楽しかったようで「YouTubeと一緒の球!」。
佐々木さんもどうやら、登録者29万人分のいち視聴者さんのようだ。
ショット時に「右に行きそう」と案じて実際に右に行ったり、「グリーン周りでダフりそう」と恐れてダフる佐々木さんに、堀川は言ったそうだ。
「思ったとおりになっているからそれでいいんですよ、と。すごく勉強になりました」と、底抜けのプラス思考にも感服した。
球界のレジェンドだが優遇は一切なし。
今大会は、予選会から挑戦して本戦切符を勝ち取るガチ参加。
「また練習しなおして、来年はアンダーで回ります。また親子で頑張ります」と、再挑戦を誓っていた。