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ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2023

タイガも大渋滞。その筆頭、蟬川泰果が目指すのは“コース連覇”

そしてタイガも大渋滞だ。
予選ラウンドは、池田&木下&植竹によるユータ対決のほかにもみどころ組がいっぱいだ。



いま、JGTOに登録される「タイガ」はタイガー・ウッズも含めて23人にいる。

今週は、そのうち4人が出場し、予選ラウンドではインスタートの31組に長野泰雅(ながの・たいが)、杉原大河(すぎはら・たいが)、岩田大河(いわた・たいが)の3人が集結して、次の32組にはプラスワン。


タイガの筆頭頭だ。
現在、賞金3位の蟬川泰果(せみかわ・たいが)は“コース連覇”がかかる。



会場の三甲ゴルフ倶楽部は昨年の「日本オープン」で、史上初のアマ2勝を達成した舞台。

プロアマ戦では、シン主催者のACNの社長さんと和気藹々とラウンドしながら「思い出したところもあります」と、昨年の好印象がふつふつと沸いてくる。


同時に警戒心も。
昨年、最初のアマVを狙った先月の「パナソニックオープン」も連覇を狙ってまさか、プロ初の予選敗退。

「良いイメージで予選落ちしたので。今週はびびりながら試合を迎えるのかな」と、まずは慎重に予選を出る。

「ピン位置をどこに切るかとか。試合になってみないとわからない部分がある」と、そろそろと様子を見つつ、いざ決勝ラウンドでは大胆に。


「トップ10でフィニッシュすると決めてクリアできても、あとでもっとあそこで入れていれば順位が上げられたかもと考えちゃう。だったら、ハナから優勝を狙いにいこう」と、タイガの出世頭を相変わらず勇ましい。


「バーディー量産して、ボギーを怖がらず攻める姿勢を見せていかないと、優勝には届かないと思う」。

“昨年”に続き、兵庫県加東市の自宅から車でわずか30分の自宅通勤で目指すのは4月の「関西オープン(大阪府・泉ヶ丘カントリークラブ)」に続く、今季2勝目。

過去3勝ともすべて関西での開催だ。
プロアマ通算4勝目も、あざやかに地元で決める。

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