今週は、JGTO競技としては、ABEMAツアーの「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」(最終日)とクォリファイングトーナメント(QT)ファーストも行われているが、軒並みスタート時間の遅延が発生している(QTは富岡会場が遅延)。
台風10号の影響は甚大だ。
「フジサンケイクラシック」では38人が、第1ラウンドの再開を待っている。
2009、10年覇者の石川遼もその一人。
前日初日は、14番まで3バーディと、好スコアを保っていたが、霧に大雨が加わった終盤ホールで波乱が。
暫定球を打った15番は、幸い1球目が残っていたが、ボールは右の木の根元に。
いったん出したが、長い第3打が残り、今度は深いラフへ。
4オン2パットのダブルボギーに続いて16番のパー3では、右のバンカーにつかまり、2オン2パットのボギー。
2ホールで一気に落として、イーブンパーに下げたところで中断のサイレンを聞く苦しい展開になった。
前日初日は後半ホールで予定されていた、テレビの解説席と音声でつなぐ掛け合いも、それどころではなくなったが「この雨で止まってラッキーと思いたい」と、石川は前を向く。
「難しい2ホールなので、ボギー、ボギーはしょうがないかなと正直思っていて。それがダボになっちゃったのは、ちょっと反省はありますけど。トータルで見れば悪くない位置にいる。切り替えられるかどうかというところ」。
心を静ませ17番から残り2ホールの再開を待っている。