「挑戦してみようか…」と、ちらりとよぎった理由は、2週前の「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」では、暑さが思いのほか堪えたから。
そのため、2日目に2位タイにつけたが、土日にへばってしまい、最後は19位タイに転落してしまった。
「残念でしたし、みんな短パンでプレーしていて涼しそうでしたので。やはり効果はあるんじゃないか、と」。
出発間際まで迷っていたそうだが、やっぱり着慣れた長ズボンでやると決断。
「芝が足に当たるのが、ほんと好きじゃないので…」というわけで、今週もヨンハンのおみ足は見られませんが、そのかわりに、KBCのローカル放送にはなりますが、第2ラウンドの後半ハーフで、ヨンハンのプレー中の肉声が聞けるかも?!
次々と新たな施策に挑戦する本大会の今年の新たな試みのひとつで、同組の石川遼らとヨンハンも盛り上げに一肌脱ぐ予定。
「プレーしながらインタビューに答えるのは初めてですし、それまでにスコアがあんまりよくないとうまく答えられないかもしれないので楽しい受け答えができるように、頑張ります!」と、それも昨年覇者のモチベーションだ。
「きょうのプロアマ戦も、去年の良い記憶が出てきて気分がよかったです」と自然と高ぶる。
「去年は特にパターがよく入りましたので。今年もパターが大事」と、本番前に攻略のキモもばっちり済ませた。
日本ツアー初優勝は、灼熱のシンガポールで行われた2016年のアジア共催「SMBCシンガポールオープン」だった。
プレー前にしっかりと日焼け止めを塗りこみ、ビタミンCなど美白効果があるといわれるサプリを欠かさないなどケアにつとめて色白キープ。
一見、そうは見えないが「7月生まれだから。暑さに強い」との自負がある。
「前回のディフェンディングは緊張していた記憶があるのですが、KBCさんでは車もいただいたし、いいことがいっぱいあった。今回も、雰囲気を楽しみながら連覇を狙って頑張りたい」と、心を燃やす。
福岡グルメも楽しみにやって来た。
一番のお気に入りは、博多名物「一蘭」のとんこつラーメンだ。
韓国のガイドブックには「福岡に行ったら必ず食べるべき名店」として紹介されているという。
ヨンハンも、来れば必ずキャディの純子さんや、仲良しのトッド・ペクらと席と席の間のあのつい立てを外してワイワイと。
「今年も楽しみ」と、えくぼがへこんだ。