小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)は、4打差の3位タイから出て、ラスト2ホールで追いつく7バーディ、ボギーなしの「65」をマークし、その時点で1差の通算19アンダーでホールアウト。
後ろから来た香妻が最終ホールでボギーを打ち、プレーオフに持ち込むことができた。
1ホール目はティショットを右バンカーに入れたが、こらえてパーで引き分け、再度、決着に向かった2ホール目に、まさかの結末が待っていた。
ティショットを、右の林に3発もOB。
7打目にようやくコース内に残ったが、それも新設の右バンカーに入った。
フェアウェイに出し、9打目にピン左にくっつけたが遅かった。
10打目のパットはもう、打たなかった。
最後は隣でただ、香妻のパーセーブを見届けるしかできなかった。
この日の朝、首位で出る香妻に、「追いつきますよ」と、宣言してスタートしていったそうだ。
有言実行できたが、いざ決着で力が入ったか。
「そうですね、たぶんそうだと思います。あのティショットだけですね、悔やまれるのは」。
少ない言葉に悔しさを飲み込んだ。
香妻はプレー後、「次また必ずチャンスは来る。頑張ろう」と、小斉平に声をかけたそうだ。
「今回はいい準備もできて、結果には繋がったと思うので、しっかりと次の試合にも繋げていきたいです」と、小さくうなずいた。