17歳でデビューした頃は毎年、主催者さんが特大のケーキでお祝いをしてくださった。
「誕生日はいつもここでゴルフをやっているイメージが強いので。幸せですね」と、改めて感謝する。
「今までは“わーい誕生日だ~”って感じで、年を取ることが楽しかったんですけど、今は引き締まる思いです」と、心境の変化には自分で苦笑する。
「お祝いをしていただいて、ハッピーな思いと、悔しい思いが入り混じるのがこの大会だったんですけど、1勝するとイメージがガラっと変わります」と、大会への思いを語る。
勝つまでは、予選敗退も2度あったが2015年のV後はPGAツアー参戦を挟んで5回出場し、トップ10を外したのは1回だけ(2016年=16位)。
「僕が小さいころから見ていた試合ですし、こうやって何回も出させてもらってその大会で優勝できているということは、光栄なことです」。
成長と進化は常に輪厚(わっつ)と共にある。