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三井住友VISA太平洋マスターズ 2024

初日4位→クリニックへ。大会アンバサダー石川遼の存在感

「66」の好発進で、初日のイベントに説得力を持たせた。
賞金1位と昨年覇者に挟まれ、大会アンバサダーが存在感を示した。
石川遼が、首位と2差の4アンダーで4位タイ。大会最多の4勝目にむけ、好位置につけた。




スタートから大勢のギャラリーが見守る中、200ヤードから5アイアンで1メートルにくっつけた11番でバーディ先行。
17番パー3は8メートルも決まった。

18番では花道から30ヤードのアプローチがカップをかすめるタップインのバーディで沸かせた一方、10番や、13番の巧みな寄せワンパーセーブでハラハラも演出。

ボギーなしの5バーディで来た最後の9番でティショットを右に曲げ、3メートルに乗せたパーパットを逃したのは無念だったが、「最近の中では、非常に良かったラウンドじゃないのかな、と思います」と、納得の表情を見せた。

予選ラウンドは、賞金1位と昨年覇者とのラウンド。

すでに今季4勝で走る平田憲聖(ひらた・けんせい)の強さについて、「凄く好きなプレーヤー。技術だけでなく、メンタルだったり、マネジメントだったり。僕も年間4勝した記憶時(2009年)はありますが、その時の僕よりも頭がいいなというのがわかる」とユーモアを交えて語り、連覇を狙う今平周吾(いまひら・しゅうご)については、「ぼくの1個下でツアーも長いし、常に上位でやっている選手なので、年々すごい選手というイメージは増していくばかり」と、解説。

「本当に実力者の二人と、三者三様のプレーができたんじゃないか。盛り上げたい気持ちはみんな同じ。明日以降、僕もいいプレーを続けていきたい」。

翌2日目の意気込みや見どころをしっかりアピールすると、その足で急いで大勢が待つ練習場へ。
この日のメインイベント「ゴルフクリニック」で日ごろの練習法や極意を惜しみなく披露。
大会アンバサダーとして、さっそく初日から大活躍だった。


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