今年から同コースのご厚意で練習させてもらえるようになったと言い、「上井さんに攻め方を教えていただいたのが生きた」と、昨年の2日目は左に落としてダブルボギーを叩いた鬼門の前半16番パー3もしっかりグリーンを捉えてパーセーブができた。
イーブンパーで入った後半は4番で、「去年はグリーンの奥まで行ってしまった」という2打目を、今年はピン2.5メートルの大チャンスに。
「打ち方、番手もしっかりと考えて今年はミスをしないように」と反省を生かしてリベンジすると、そこから一気に3連続バーディ。
そんな発多が順位を上げてきたスコアボードを凝視していたという金谷。
「あー、通るなーと思って」と、なぜかとても残念そう。
「笑顔で回ってるんやろなーと思って。つまんないな」と、プレー後に可愛い後輩にわざと意地悪を言って破顔一笑。
「ナイス!」と、グータッチをした金谷も通算5アンダーで、発多と並んで決勝へ。