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バンテリン東海クラシック 2024

プロが全員ひれ伏した。ドラコン大会は@松山茉生さんが圧勝

選手会副会長・阿久津未来也(あくつ・みきや)の司会も完璧だった。今年第5回を迎えた3ラウンド後のドラコン大会「ドライビングコンテストsupported by ニュータス」は一人の測定不能もなく、誰もが320ヤードを軽く超える異次元の戦い。


    それでも昨年覇者の幡地は5位に散り、2年連続シーズン1位の河本も一歩及ばず「ほんっと悔しい」と、声をわなわなさせていた。

    飛距離自慢のプロ全員がひれ伏した。
    みごとV賞金50万円をさらったのは、まだ16歳のアマチュア。
    1番ティでの1人2球勝負で、6番目に登場した福井工業大付属高校1年の松山茉生(まつやま・まお)さんが、349.6ヤードを記録。




        本イベント用にわざわざ持参したという「スリクソンZXiLS」を使った1球目はラフに落ちたがそれでも333.2ヤードも飛んでいた。
        182センチ、90キロの身長・体重でさらにフルスイングした2球目は、今度しっかりとフェアウェイを捉えて前のプロ5人を一蹴した。

        その後、満を持して河本と幡地が登場したが、ついに届かず。
        「嬉しいのひとことです。学校のみんなに自慢できるかな」と、喜んだ松山さん。



          小学校低学年くらいから飛び始めたそうで、秘訣は「スイングどうこうじゃなくて、気持ちよく振り切ることだけ」とシンプルだ。

          今年6月の「日本アマ」を最年少の15歳(現在は16歳)で制した松山さんは、本戦でも初のプロの試合でしっかりと予選を突破。
          この日はイーブンパーの58位でインコースの裏街道から出て、12番でイーグルを奪うなど3アンダーの「68」を記録し、通算3アンダーの42位でアマのトップ成績に浮上した。

          「最終日はベストアマが目標です。明日もドラコンみたいに気持ちよく振って、伸ばしまくっていきたいです」。
          最終日も16歳が、三好で暴れまくる。

          優勝 @松山茉生(まつやま・まお) 349・6ヤード
          2位  河本力(かわもと・りき) 339.9ヤード
          3位 坂本雄介(さかもと・ゆうすけ) 338.8ヤード
          4位 出利葉太一郎(いでりは・たいちろう) 335.7ヤード
          5位 幡地隆寛(はたぢ・たかひろ) 335.3ヤード
          6位 蟬川泰果(せみかわ・たいが) 334.3ヤード
          7位 照屋佑唯智(てるや・ゆういち) 333.1ヤード
          8位 亀代順哉(かめしろ・じゅんや) 328.6ヤード

          なおドラコン大会の模様は、29日日曜日の14時30分~15時に、ツアー通算18勝&13年賞金王の藤田寛之の解説を交えて放送されます。
          また、本戦の模様は下記日程で放送予定です。白熱のV争いもお楽しみに。

          ⛳中継スケジュール
          ■9/29(日)16:05~17:35 東海テレビ-フジテレビ系全国ネット

          ⛳とことん魔のホール配信予定
          ■9/29(日)9時10分頃~全選手16番ホールプレー終了 (13時40分頃)まで

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