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横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~ 2024

宮崎市出身の小浦と日高「祈るばかり」地震の不安を堪えて決勝へ

初日に首位発進した小浦和也(こうら・かずや)は、宮崎市の出身。
「いいプレーを続けたかったんですけど、落としてしまった」と2日目は4バーディ、3ボギーと、11番では左に引っ掛けたティショットが木の根っこに行き出すだけと、ダブルボギーを喫した。



1オーバーの「72」で通算7アンダーの11位タイに後退し、「明日、あさってで巻き返せるように頑張ります」と、改めて健闘を誓った。


前日8日に、地元宮崎で起きた最大震度6弱の地震速報は、滞在先の宿で聞いた。
震源地の日向灘は、宮崎市の自宅のすぐ近くだ。
「めちゃくちゃ地元だな、とびっくりして。すぐ家族に電話をしたら、すごい揺れて、お皿とかは割れたたけど大丈夫と」。


ご両親や、コーチをつとめる日章学園ゴルフ部はほとんどがちょうど県外に遠征中で、県内に残っている子たちの無事も確認ができた。
南海トラフ地震の注意情報も発表されているが、「家にいないので、不安ですが自分には何もできない。家族には気を付けて、と伝えましたがもう何も起きないことを祈るばかりです」と、小浦。


「明日あさっては、上位に食らいつき、上と離されないように意識していきたい」と、今はプレーに集中する。


小浦のほか、通算5アンダーの29位タイで決勝ラウンドに進んだプロ17年目の日高将史(ひだか・まさし)も震源地に近い宮崎市の出身だが、ご家族の無事が確認できた。

初日は午後のスタートで、発生時はちょうどプレー中だった。
「上がってすぐニュースを聞いて。ものすごく驚きましたけど、食器が割れたくらいでみんな無事でしたので、ちょっと安心しました」と、まずは安堵していた。


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