８アンダーの単独首位からスタートした竹内大。この日は午後スタートだったが、午前組のスコアは全く見ることをせずスタートティに立った。

「スコアのことは気にせずに、まずは２桁に乗せることだけを目標にプレーしました。最初にバーディが来てくれたので、それで気持ち的には楽になって、緊張はしていましたが落ち着いてプレーすることができたと思います」。

竹内のABEMAツアーの賞金ランキングは165位。勝つしかない状況で、初日の単独首位スタートに緊張するなと言う方が難しいこと。ただ、それを乗り越えて２日目も首位を堅守した。いよいよ明日は最終日。やるしかない状況で竹内はどのような心持ちでティに立つのだろうか。

「明日の最終日ももちろん緊張はすると思います。でも、自分の場合はもう勝つしかないので。その点で、他の選手と比べると意識するものが少ないと思うので、やれるだけのことをやろうと思っています」。

ゴルフの状態が良いことは自負している。あとは、最終日の重圧の中でいかに自分のプレーをやり切れるかだ。結果にこだわらず、ひたすら目の前の１打と向き合ってもらいたい。

• 竹内 大