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Philip Morris Championship 1999

「え?!来週なの、それはまた急な…」横尾要

 来週スペインのバルデラマGCで開催されるWGCアメックス選手権(優勝賞金 100万ドル=約1億1000万円)。日本人選手もこのビッグトーナメントに出場のチャンスが与えられている。

 今大会のフィリップモリス終了時点の賞金ランク3位までの選手には、来週スペインのバルデラマGCで開催されるWGCアメックス選手権の出場資格が与えれられることになっている。アメックス選手権は、優勝賞金100万ドル=約1億1000万円のビッグトーナメント。

現在、賞金ランクトップの尾崎直道が出場の意志を示し、同ランク 2位の細川和彦も「ぜったいいきたい。もう航空券も抑えてあるんだ。下から追い越されないよう、今週はがんばらないと」と、目の色を変えているほどだ。

 現在、賞金ランク9位(47,890,657万円)で、3日目は首位と3打差の通算11アンダーにつけた横尾要(写真左)にも、出場のチャンスが出てきた。

 もっとも、当の横尾は「自分は圏外」と眼中になく、詳しい日程も知らなかったようで「何?それっていつなの? え? 来週!? それはまた急だね〜」と、目をシロクロ。

 常に海外を意識している横尾のこと。もちろん、チャンスは生かしたいが、奇しくも、来週は昨年、悲願の初優勝を飾ったアコムインターナショナルだ。

「ディフェンディング(チャンピオン)だから出ないわけにもいかないし・・・どうしよう!?」と、贅沢な悩みに一瞬、頭を悩ませた。 とはいえ、それも、今週もし勝てれば、の話。

 我にかえって「そんなことは優勝してから悩めばいいね。まあ、明日もそれで悩めればいいよね」とニッコリ。

 川岸と桑原の下には、手ごわい相手が控えている。

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