Tournament article
ゴルフ日本シリーズJTカップ 1999
アウトコースで5アンダー、30をマークした川岸が、インコースで46の大叩き
2つの『8』がすべてだった。
480ヤードの11番、パー4。右の林に打ちこんだティショットは出すだけ。続く3打目は、木に当たって再び林へ。4打目は「ボールの下に固い木の根っこがあるのに気がつかず」転がそうとした球が跳ねてまた林の中。
5打目のライはまた木の根っこの上で脱出できず。
6打目にようやくピン6メートルにつけて2パットの『8』。
悲劇はそこで終わらない。
最終18番、224ヤードのパー3でも「バンカーショットのライが悪かったり」でトラブル続き。再び『8』とし、『30、46=』の「大波賞」(川岸)で通算15オーバーの最下位で川岸は苦笑い。
「前半は(ボクの)兄がプレーして、後半は弟がプレーしたんだよ(笑)。今週は調子が良くない。前半だってそんな乗ってる雰囲気でもなかったし。スイングを気にしながらプレーしてたから」
せめて最終日は、ブービーメーカーから脱出したいものだ。