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ファンケル沖縄オープン 1999
最終戦、選手の生活をかけた戦い
つまり、賞金ランクの上位60人に入っているものの、ダンロップフェニックスに勝った25位のトーマス・ビヨンや、39位のブラント・ジョーブ、51位のセルヒオ・ガルシア、サントリーオープンで勝った55位のニック・プライス、61位のダレン・クラーク、67位のリー・ウェストウッドら海外招待選手のほか、今季前半戦をヘルニアのため欠場していた33位の湯原信光が規定外としてランキングからはずされるため、今年は実質68 位までの選手に、その権利が与えられることになる。
ちなみに、いま、そのボーダー線上にいるのが68位の兼本貴司だ。兼本は昨年のこの大会2日目にトップに立つなど、コースとの相性は悪くない。初シードのかかる今週が、まさに正念場となる。
最終戦には、毎年、選手の生活をかけたもうひとつの戦いがある。
★写真は11月のカシオワールドオープンに出場したときの兼本。耳のバンソウコウが痛々しいが、これはオフ日のレッスン中に、アマチュアの生徒さんのクラブが耳に直撃して、3針縫ったときできたもの。これだけのケガですんで、不幸中の幸いだった。