端正な顔をいかついサングラスでほとんど隠して、一瞬、誰だかわからない。
横尾要が、今週から新兵器を携えて戦っている。
月曜日に、契約先のブリヂストンスポーツに勧められて使いはじめたサングラス。
これが、「たとえ、悪いライでも、そんなに悪く見えないし、ボールもなんだか浮いて見えるみたい。
デュバル（昨年の米ツアー賞金王）が愛用してる気持ちがわかったよ」と、好感触。
「逆にはずした瞬間のほうが、まぶしくてつらい」というほど、使用４日目にしてすでに手放せなくなっている様子だ。
インスタートの１１番をボギーとしたが、１４番で第２打をピン左奥５メートルにつけ、これを読みきりバーディを奪うと、次の１５番ロングでは「ラッキーパンチ」（横尾）。
残り１９０ヤードの第２打をピン手前６メートルにつけイーグルだ。後半も、微妙な距離のパットを着実に入れて、１イーグル、４バーディ（１ボギー）の６７で回り、４位につけた。
サングラスは、この日使った晴れ用と雨用の２タイプを用意して、ツアー2勝目の準備も万端だ。

• 横尾 要