Tournament article
中日クラウンズ 1999
約2週間、ツアーを欠場していた田中秀道は・・・
先週は充分休養を取って治療につとめたが、今週になってもまだ少し痛みが残っているようで「やる気は満々ですが、体はまだ無理できない状態。きょうも、前半のハーフしか持たないような状況で…。明日(初日)にならないと(出場は)わからない…」と、不安を隠せない。
1996年、9月の全日空オープンでも同じ症状で、2日目終了後に棄権。「背中の筋肉が張って、首がつり動かせなくなる。そうなるともう痛くて、朝起きてから目覚まし時計を消すのに、30分くらいかかってしまうような状態。態勢を変えたり、寝返りを打ったりするもタイヘンな状況になってしまうんです」。
このときは、痛みが完全に治癒するまで3週間を要した。
今回は、痛みが出てからまだ一週間と少し。「無理して出るべきかどうか、迷ってます」と思案顔だ。
「もし出るとすれば、張りきって行きたくなる気持ちをいかに押さえながらプレーできるかにかかっていると思います。そんなに無理できる体じゃないだろ、と言い聞かせる感じで…」と田中。
ファンとしては、初日、田中がコースに顔を見せてくれることを、期待したいところだが…。