Tournament article
中日クラウンズ 1999
大会ディレクター・鈴木規夫の「大会みどころ」
セカンドで打ち上げになったホールが多いここ・和合では、飛距離はそれほど問題ではなく、グリーンを緻密に攻めていける、繊細なアイアンショットがなによりものを言うからです。
また、乗せてからもそうたやすくは入れさせてくれない鏡のような鋭さのグリーンは、和合の名物。
ホールによっては、絶対に置いてはいけない箇所というのもあって、あえてピン方向をはずしてグリーンに乗せる、といった、巧妙なテクニックが必要なのです。
選手のタイプとしては、『あるときは大胆に、そして我慢強く』。その2つの攻め方を4日間、ほどよく調和させることが出来た選手に、分があると思うのです。
当初、来日予定だった昨年の覇者、デービス・ラブⅢは、残念ながら体の故障があって、出場できなくなりましたが、昨年のマスターズチャンピオンのマーク・オメーラが、今年は名古屋にやってきます。
オメーラと、我らがジャンボとの戦い、また丸山君や、地元出身の田中君ら、若手選手らとの一騎打ちが期待されますね。
今年は大会40周年を迎え、記念のチャリティオークションが行われたりと、会場内はいっそう華やかさを増して、皆様をお待ちしています。
今週はぜひ、ここ、名古屋にお集まりくださり、存分にお楽しみください!」