Tournament article
日本プロゴルフ選手権大会 1999
5/13 1日目、首位発進の田中秀道
「今週は、消極的なゴルフでいってちょうどいいという感じでやりました。
ダイレクトにピンを狙うと、ヤバイなという感じがあったんで。
パー4は、パー4.5か5くらいで収めるという気持ちでやればいいと…このピン位置ですからね。楽にパーを取るという気持ちは避けてやらないと危険です。
体の調子も万全でない(首から背筋にかけて痛みがある、先週のフジサンケイは大事をとってお休み)という気持ちがあるから、きょうはうまく逃げれたといった感じです。『あ、このホールは、グリーンを逃げて右から乗せていったほうがいいな』とかね。
先週休んだ間は、ホームコース(岐阜県の瑞陵GC)を研修生と歩いたり、軽く体を動かしたりして過ごしました。きょうは、体のことを思いやって、スイングの大ぶりは避け、120%も力を使ったりしないで打つとか軽く、肩を動かしながらやるとか、工夫しながらラウンドしました。
今週は、『日本プロ』のタイトルよりも、体が本調子でない中で、いかに堪えられるか。好スコアの出ないコースでどこまでやれるかという勉強をやっていきたいという気持ちが強いですね。」