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〜全英への道〜ミズノオープン 2000

英国・スコットランドから、ミズノオープンへ。『ジ・オープン』伝統のチャンピオンカップ、“クラレットジャグ”が届いた

 「はるか空路を経て、肌身離さずここミズノオープンの会場までお持ちしました。慎んで贈呈いたします」と、ロイヤル・アンド・エインシェントゴルフクラブ(R&A=英国ゴルフ協会)競技副委員長のアリスター・ラウドン氏から、伝統の“クラレットジャグ”を4分の3に縮小したレプリカが、主催のミズノ?の水野正人取締役社長の手に託されると、2人は互いにかたく握手を交わした(=写真)。

 このミズノオープンが、全英オープン日本予選の最終戦となったのは93年大会から。 98年大会からはミズノオープンの最上位者も、出場資格に含まれることになって、ミズノとR&Aとの親交はますます深まりつつある。
「R&Aでは、日本からの選手を特に歓迎いたします」とラウドン氏。
 「今年も多くの日本人選手が出場権を獲得しています。日本人選手で、地域クォリファイングを免除されるのは、昨年のカーヌスティでプレーされた選手、そして、日本ツアーで100以内に入られた選手です。その方々はすぐにファイナルクォリファイングに進めるというシステムを取っています。また、ファイナルクォリファイングを免除されるのは、昨年の全英オープンで15位内に入った選手。今年は米山剛選手がこれにあたります。そして、6月1日づけの公式世界ランキングで50位内に入られた選手。こちらは丸山選手があてはまります。さらに、日本オープンの99年チャンピオン、ジョー尾崎選手。99年の賞金ランキング上位のこれも同じく、ジョー尾崎選手、そして細川和彦選手らがいます」(ラウドン氏)

 2000年の全英オープンまであと約1ヶ月。セントアンドリュースの風に、日本人選手がどこまで食い下がれるか。興味が増してきた。

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