一時は首位をとらえた田中秀道、３位タイ

　一時は、首位まで並んだ田中も、17番で３メートル、18番で80センチのパーパットをはずして通算９アンダー、３位タイに終わった。

　「アメリカ（８月の全米プロ）に行く前はイマイチの状態で、いろいろアメリカで勉強して帰ってきて９月の全日空オープンから日本ツアーに復帰したんですが、左サイドの痛みで棄権。その後、アコムインターナショナルの初日、２日目にトップに立ったけどまた、同じ痛みで最終日に崩れてしまって…。

　思うともう、２ヶ月半も上位のこういう位置でやっていない状態でした。
　それだけにやはりゲーム感がイマイチ。フロント９で今日も３パット（８番）もやっているし、４日間を通してのゲームプランやマネジメントなど、優勝争いをするまでの準備が出来ていなかったように思います。
　ただし、この４日間として見れば、だいぶショットは良くなってきています。この三好で不安なくやれたのも、自信になりましたしね。
　最後、ボギーでは終わったけど、全体を振り返ると上出来だと思える。来週以降も上の方で戦えるという感触がつかめました」

• 田中 秀道