Tournament article
Philip Morris Championship 2000
「コースとコツコツと戦いたい」と田中秀道
…なんて客観的に見られれば」
「今日は1番ホールから『どうなんだろう』という感じで、とにかくパーで行こうと思いながらいったら、手前5メートルが入って、2番で左バンカーエッジから手前30 ヤードショートして、寄せワンでパー。3番は、グリーン右はじに乗ってミスしたのが入って…とアップアップで来て、6番では寄せてパーでいいやと思っていたのに3 メートルが入って、7番も入っちゃった。内容とスコアにすごくギャップがあったんで、後半は風の雰囲気からも苦労するなと感じたし、4アンダーの雰囲気でここまで来てなかったので、10番で3パットしても『こういうこともあり』と思えたし、焦りはありませんでしたね。
3つのボギーは納得したボギー。たまたまあがり3ホールで予想以上に良いイメージでついて、最後も残り199ヤードを6番アイアンでイ1.5メートルにつけてイーグルが取れたという感じ。ここは、どのホールもバーディホールというのがなく、それでいて、『これ、どうしよう』というようなホールもそんなにないので、イライラするとはまってしまいます。内面もコントロールしながら、そんなにイライラせず最後までやれたのがよかったんでしょうか。
グリーンは日に日に硬くなってきました。フォロー風のときはなかなか止まらないかわりに、良いショットをするときちんと答えが出るグリーンに仕上っています。やっていて非常に楽しいグリーンですよね。
こうして、また争える位置にいるわけですが、明日以降も気負わず、95年でここで初優勝をあげて、2000年の節目の年に締めで勝てればいいな、くらい客観的に自分を見れたらいい。昨日今日はフィーリングが悪いなりにここまでやって来れた。明日からもコツコツとコースと戦いたいと思います」