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マンシングウェアオープンKSBカップ 2000

遠藤誠・競技運営ディレクターの「大会みどころ」

はじめまして。今季より、日本ゴルフツアー機構の競技運営ディレクターに就任いたしました遠藤誠と申します。今週1週間、この「マンシングウェアオープンKSBカップ 2000」を担当させていただきます。宜しくお願いいたします。 ここ東児が丘マリンヒルズゴルフクラブは、昨年の「ジョージアKSBトーナメント」が開かれたことでもおなじみのコース。金子柱憲選手が4日間トップを走り、完全優勝を果したことは、ファンのみなさまの記憶にも新しいことと思います。
18ホールどこからでも瀬戸内海を一望できる、風光明媚な丘稜コースではありますが、全体的にはとてもフラットに仕上がっていて、ティショットでは大胆に攻めていけるでしょう。
やっかいなのは、グリーンです。広くてアンジュレーションが複雑な上、グリーンまわりも起伏に富んでいます。グリーンに近づくほどに、ショートゲームの冴えが要求されているコースです。

戦局のカギを握るのは、あがり4ホール。まず、15番539ヤードのパー5と16番429ヤードと距離の短いパー4。この2つは、終盤を迎える前に、ぜひともバーディでまとめておきたいところ。
と言いますのは、次の17番のパー3は219ヤードと距離が長く、風がアゲンストのときは選手によってはティショットで、ウッドを持たなくてはなりません。昨年のデータを見ましても、4日間の平均ストロークは3.304(難易度2位)。パーセーブも厳しいホールですので、前2ホールでひとつでもボギーを叩いて迎えると、非常にプレッシャーがかかります。ここでなんとしてもパーをキープして、最終18番パー5では気持ちよく池超えの2オンにトライしたいところですね。

今大会は、のべ1000人以上のボランティアの参加や、開催前に開かれたアマチュアローカル予選会では、約2000人が参加して行われるなど、岡山県をあげて大きな盛りあがりを見せています。出場選手も、多彩な顔ぶれ。ぜひ会場に足を運び、迫力ある生のプレーをお楽しみください。

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