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JGTO TPC イーヤマカップ 2000

熱戦の舞台となるホウライカントリー倶楽部

 舞台となるホウライカントリー倶楽部は、米国の設計家・ロバート・ボン・へギー氏が手がけた林間コースだ。広大な敷地に、赤松林が悠然と展開している。フェアウェーはポイントで絞られ戦略性は高い。また、要所に池が配され、プレーヤーのチャレンジ精神をあおる設計になっている。
 たとえば、510ヤードの10番パー5は、フェアウェーに池が横たわり、ティショットから第3打まで、ウォーターハザードが絡むホールだ。
 パー4の11番は、ぐるりと池が取り囲む、アイランドグリーンが圧巻。第2打でミスするとボギー、ダブルボギーも覚悟しなければならない。
 また、8番パー5は、グリーンをバンカーが取り囲むホール。いずれも、難易度が高くなることは必至だ。
 9番と18番は、クラブハウス前の池を囲むような、三日月型をしており、しかもダブルグリーン(2つのホールで1つのグリーンを共有すること)。特に、18番側はアンジュレーションがきつく、最終日、グリーン上の戦いが見物だ。

★ ロバート・ボン・へギー
米国テキサス州出身。フロリダのドラール・ゴルフリゾートを設計したことで有名な、ディック・ウィルソン氏に師事。ヘギー氏の手がけたコースに、米ツアーのドラール・ライダー・オープンの会場となっているブルーコース、シェル・ヒューストン・オープンの会場、TPCウッドランズなどがある。
 日本では、1977年開場の河口湖カントリークラブ(山梨)をはじめ、西那須野カントリー倶楽部、桂ケ丘カントリークラブ(茨城)、有馬ロイヤルゴルフクラブ(兵庫)、セントラル福岡ゴルフ倶楽部(福岡)などがある。

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