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ダイヤモンドカップトーナメント 2001
「僕にもチャンスがあると思う」
ホールアウト後、中嶋は、コーチの石渡俊彦さん(写真)と、パッティンググリーンに直行し、「よし、これで調整済み!!」と晴れやかな笑顔。
前半、2番と、4番からの4連続バーディを奪って、通算4アンダーと急浮上。
だが、「今日は8アンダーくらいまでいけそう!」と欲をかいたとたんに8番でボギーとし、「あれでブレーキがかかってしまった」と、悔やむ。
「勢いづいて、つい“取らぬ狸”をやっちゃったのがいけない…。こないだ、『ゴルフは1打1打だ』と気づいたはずのなのになあ! またやっちゃったよね!」
後半は、このボギーをきっかけに、短いチャンスパットがことごとく入らない。
3パットこそしなかったものの、15番からは4ホール連続で、バーディチャンスをはずし、ラスト18番も、2メートルのバーディパット。
これもわずかにカップをそれて、たまりかねた中嶋は、ホールアウト後、すぐに石渡さんとの“反省会”を行ったわけだ。
「石渡との話し合いで、パッティングのとき、首の部分とウェイトの配分に問題があるってわかったよ。ショットは、今日は、この大洗で1回も林に入れてないくらい、最高なんだ。あとはパット次第…」と中嶋。
「ほかの選手は、みんなすばらしくうまいけど、僕にもチャンスがあると思う」と意欲的だ。