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JCBクラシック仙台 2001

右手人差し指を負傷しながらも執念のプレー

全英&全米ダブルのメジャー挑戦をもくろむ深堀圭一郎

 ハーフターンで、深堀が、右手人差し指のバンソウコウを取り替える。
 「やっぱり、まだ痛いですね。グリップは依然、人差し指を立てたまま。そのせいで、スライス目の球ばっかり出ます」

 先週の最終日の朝、宿泊先のホテルのドアで、指を挟んだ。
 切り傷と打ち身で、クラブがまともに握れないほどひどく痛んだが、どのショットも、怪我した指をまっすぐに立てたままグリップする策で乗り切って、1アンダー。通算2アンダー20位で大会を終えたのは執念だ。

 来週の月曜日、全米オープンの最終予選に挑戦するため、渡米する。
 同予選は、翌火曜日の朝、7時30分スタートの36ホールの予定。
 超・過酷なスケジュールだが、全英オープン日本予選でもあるこの大会でも好成績を上げて、全米&全英、ダブルのメジャー挑戦をもくろんでいる深堀は、怪我を負いながらも、残り3日を全力で戦う。

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