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NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2001

大会連覇で、さらに“夏男”を印象づける?

白潟英純が、6位タイ

 インパクトでヘッドが強く入りすぎていたために距離感が合わず、不安を抱えながらのラウンドが続いていたが、この日は、久しぶりにフィーリングが合ってきた。
 もうずいぶん前から指導を受けているツアーの先輩、藤池昇竜(のぼる)の、朝の練習場での一言が効いた。
 「トップでひじが伸びすぎているからいけない。もっとコンパクトに振ってみたらどうだ?」
 それで、すっかり不安が解消した。
 5バーディノーボギーのゴルフには、「もうちょっと、伸ばせたような気もする」としながらも、「でも2日間でボギー1個で来れたのは、まずまずですよね」と納得顔で「先輩のおかげですよ」

 昨年の最終日は気温35℃の猛暑の中、初優勝のカップを掲げた。
 そのイメージで、仲間からも暑さに強い印象をもたれているが、本人は、「ほんとは、暑いのすごく苦手なんですよ」と笑う。
 最近は、日焼けのし過ぎを気にして、ひそかに日焼け止めクリームを塗ってプレーしている。「焼きすぎは、肌に悪いですからね…(笑)」
 そんな白潟だが、2年連続で真夏の新潟を制覇すれば、ますます、“夏男”の印象は深まるに違いない。

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