ディフェンディングチャンピオンの田中秀道

　「今日は風もあったし、けっしてやさしい状態じゃない。スコア的には満足しています。
　ただ、パットのフィーリングがね…練習ラウンドとプロアマ日は、すごく速くてそのスピードにビックリして、それが、昨日今日は遅くなっていたので、それに対処しきれてない自分に苛ついてる感じ。『なんかあわないな…』というのが途中から出始めて、そしたらよけいに打てなくなってきて、『あ〜入らん！！』っていうパットを連発してしまった。特に中距離…６〜7メートルの長さのパッティングで、入りかけ、というのがなかったんですよね。
　パットのフィーリングの悪さが、ショットに影響しなかっただけ、よかったというべきですかね。スコアはいいけど、フィーリングが悪い。内容的には不安な60台ですよ。やっぱり、スコアよりフィーリングのほうが大事ですから…スコアとは裏腹の決勝ラウンド前、といったところでしょうか。
　明日も、パットの悪さをショットに引きずらないように、焦りが出ないようにってことだけ守りたいですね。
　ここは風いかんで、我慢大会になる。その大会から落っこちないように頑張りたいと思います」

• 田中 秀道