静岡県の太平洋C御殿場コースで行われるEMCワールドカップ（11月15〜18日）。
　先週終了時点で世界ランク36位につけ、日本代表メンバーに決まった伊沢利光が、全日空オープンの会場『札幌GC輪厚コース』で記者会見を行い、その心境を語った。

　過去には、1975年の第5回大会（旧カナダカップ）で、中村寅吉＆小野光一ペアが優勝し、日本に空前のゴルフブームを起こした歴史もある。「そんな大会の代表に選ばれたことは、非常に喜ばしいこと」と伊沢。
　「しかも、世界ランク50位内の選ばれた選手だけが出場できる・・・。“（世界）ランクトップのタイガーと勝負！”・・・な〜んて言えたらいいですけど（笑）、僕ら日本は、出場メンバーの中で、間違いなくいちばん下手ですからねえ・・・。でも、勝負は4日間ある。最後まで戦い抜いて、最終的に一番にいられたらいい」

　大会は、2人1組の2ボールフォアサムで競われる。ともに手を組み世界舞台に名乗りをあげるパートナーは、ペア指名権のある伊沢が今月21日までに決定しなくてはならない。
　「いっそ、タイガーを指名できたら簡単なんですけどねえ・・・（笑）」伊沢にとっては、しばらく頭を悩ませる日々が続きそうだ。

• 伊澤 利光