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ジョージア東海クラシック 2001
▼ 初日、トピックス「今日は、良いとこ見せられたかな?」
シーズンオフに、スィング指導をしたことが縁で、地元出身の女子プロ、米山みどりとタッグを組んだ伊沢。
この日奪った7バーディのうち、「14番と6番が、みどりちゃんが読んだライン」と、コンビネーションも上々。
65ストロークの2位タイ発進には「今日のところは、良いとこ見せられたかな?」と、スィングの“先生”としての威厳も示し、満面笑顔だった。
治療が続いていた、左手親指痛の経過も、順調のようで、「力を込められるので、手の戻りが早すぎて、かえってドライバーのつかまりが良すぎるのが不安材料かな」としている。
◆ 伊沢の話
「今週、キャディが変わっても、気持ちの変化は何もないですけど、ただ・・・今日は朝から自分でバッグに傘を入れたり、手袋やタオル、レインカバーを用意したり・・・これまでは、そういことは、ずっとキャディ(専属キャディの前村直昭さん)任せだったので、6年以上もやってことないことをしているなあ、と・・・(苦笑)。
あと、みどりちゃんは、セカンド打ったあとも、先にバッグ持ってすたすた行っちゃうので、毎ホール、セカンドのクラブをグリーンまで持って歩いてましたね。途中で、『クラブくらい、入れさせてよ』って頼んだんだけど・・・(笑)。
でも、彼女、ラインの読みは早いですよ。
普段、男子ツアーなど、なかなか見る機会はないでしょうから、いろいろ勉強してもらえれば、と思っています。
僕自身は、アイアンショットはまずまず。ただし、ドライバーは、球のつかまりが多くて、それがちょっと気になるかな。
左親指のことがあったので、ずっと軽めに打っていたのですが、今はほとんど痛みもなく、調子が良いので、力が入れられる・・・、その誤差が出ているみたいです。ちょっと手の戻りが早いんでしょう」