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ジョージア東海クラシック 2001

「今月が、去年の5月みたいだといいなあ」(単独首位の佐藤信人)

 後半のインで大爆発。10番で、1メートル半につけてバーディを奪うと、5連続目の14番では「次の15番もパー5でチャンスホールだし、さすがに、変な緊張をしてしまいましたよ」と照れ笑いの佐藤。そのホールも、第3打を花道からOK距離につけ、難なくバーディだ。
 ラスト18番も、この日11個目のバーディで締めくくり、今季ベストの64でまわって単独首位発進に、「11バーディが初めてなら、6連続バーディなんてのも初めてですよ。いやあ、ほんっと気持ちいいっすね(笑顔)」
 年間3勝し、賞金ランク3位につけた昨シーズンに比べ、今季は、パッティングの不調で低迷が続いていた。
 「これまで、真剣に悩んだこともなかった」というパット巧者が、「初めて味わった苦しみ」。それも、日替わりでグリップを変えたりパターを替えたり、必死の修復で「先週、今週といい感じ」と、ようやく、手ごたえを掴みつつある。
 昨年5月は8週連続のトップ10入りで、ツアーの話題をさらった。
 「今年は、10月が、あのときみたいならいい」
 遅ればせながら、佐藤がようやく本格始動だ。

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