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Phlip Morris K.K Championship 2001

「大きなことを言える状態じゃないけれど・・・」

7位タイの深堀圭一郎

 ようやく、キレの良いプレーが戻ってきた。
 通算7アンダーで、7位タイ。
 「それでもまだ、厳しいところに厳しいショットで打っていけてるわけじゃないし、大きなことを言える状態じゃないけれど・・・」久々のV争いに加わって深堀が、いつもの爽やかな笑顔を浮かべた。

 9月。サントリーオープンの週に、風邪から来るひどい下痢の症状に悩まされ、しかもその後1ヶ月間も続いた。
 10月の初旬あたりがもっともひどく、「何も食べられない状態。食べられても、餅とか粥とか、うどんばかりで・・・」体重は「ベルト2個分くらいは軽く」減り、朝のスタート前には、5回以上もトイレに駆け込んだこともあったという。
 それでも、スポンサーである『ジョージア東海クラシック』や、『日本オープン』など、外せない試合が続き、ゆっくりと体を休めることもできないまま、予選落ちと棄権を繰り返すばかりだったのだ。
 「9月、10月は僕にとって、非常に相性の良い時期なんですけど・・・。今年はまったく逆のパターンで、終わってしまいそう」と深堀。
 この1ヶ月の遅れを取り戻すべく、「シーズン終盤にむけて、良いゴルフをするためにも、ここで大きなゴルフをしておきたい」と、闘志を燃やしている。

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