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カシオワールドオープン 2001

「今週、デュバルを抜けそう。・・・でも悲しい・・・」

5位タイの佐藤信人

 「今日はラッキーが2つありました。まず13番。右ラフから残り60ヤードをチップイン。次は7番。奥からとんでもなく速いフックライン、3回に1回は3パットしそうな15メートルくらいのを、カラーから入れちゃいました。
 ショットはそんなに良くなかったんですけど、それでもまだ、とんでもなく悪いわけでもなく、そこそこの幅を保っている感じ。でも今日は風がなかったからやれているようなもので、これで風が吹いたら、すぐ壊れそうな感じもあります。
 ショットの内容は、明日にむけて不安の残る状態ですが、これからちょっと練習して修正したい。
 ショットがよくない原因も傾向もわかっていて、それがやり切れてないだけなんでね。
 パットは・・・ここはいつもグリーンで苦労するんですよね。
 打ち方は悪くないと思うんですが、読み切れていないというか・・・。何ホールか、まるっきり逆に読んでいるところがあるんですね。でもそれも朝からやっていって、だんだん良くなってきているし、心配はしていません。
 今週はとりあえず予選通過できそうだし、予選通過できれば、なんとか、デュバルを賞金ランクで抜けそうです(フェニックスで勝ったデュバルは現在ランク19位、佐藤は20位)。
 しかし彼はたった1試合で、4000万円を稼ぎ、僕はといえば・・・(苦笑)。彼よりまだ後ろにいるんですからね。1年間頑張ってきたのに、彼は1試合であっさり・・・これには、悲しいものがありますよね・・・」

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