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マンシングウェアオープンKSBカップ 2001

▼ コースコンディション&大会みどころ「ゴルフ100年祭、発祥の地で開かれるマンシングウェアオープンKSBカップ」

小山和顕JGTO競技ディレクターの「大会みどころのコースセッティング」

 「この『マンシングウェアオープンKSBカップ』は、昨年より株式会社デサントと、KSB瀬戸内海放送とのご共催で開かれることになり、ツアー前半戦としては賞金総額も1億2000万円と、最大規模のビッグイベントとして華やかに開催されます。
 今週も選手たちは、ビッグマネーを狙って目の色を変え、難コースに挑んでくることでしょう。

 今年は舞台を、兵庫県の神戸市内より25分という、六甲国際GCに移して開かれます。
 開場1975年の歴史と伝統ある名門コースは、これまでも、日本オープン(1983年、青木功の優勝)など、数々の名勝負を生んだ地です。

 総距離は7.158ヤードと長いうえ、フェアウェーも広く、各ホールごとに、それぞれおもむきの異なったロケーションと、ジャック・ニクラウスデザイン社の手によって生まれ変わった戦略性の高いワンベントグリーンがあいまって、選手の高度なテクニックが最大限に引き出される、すばらしいチャンピオンシップコースです。

 お客様のみどころとして1ホール挙げるならば、やはり最終18番のパー4。
 470ヤードと距離もたっぷりあり、グリーン上も非常に難しい。
 ロングヒッターならば、左バンカー超えを狙ってくるでしょうが、失敗して、バンカーやラフにつかまると、まず、パーセーブは望めないでしょう。
 土壇場で、明暗をわけるドラマティックなホールです。

 そのほか、15番池がらみのパー5や、手前から幅の狭い3段グリーンが待ち受ける16番パー4。また、グリーンの奥行きがなく、アイアンでいかにグリーンに止められるかが注目の17番パー3など、いずれもスリリングなホールばかり。
 選手たちの技とパワーを堪能してください。

 新世紀を迎えた今年は、ここ・神戸六甲に、日本ではじめてゴルフコースが誕生して100年目。『ゴルフ生誕100年祭』の一環として、今大会でもさまざまな催しが予定されています。
 また、あの阪神・淡路大震災から丸6年。
 会場でも、『KOBE 2001』の復興記念事業にちなみ、各チャリティイベントが行われます。
 大会4日間の天気予報はおおむね良好。
 ぜひ、会場に足を運んで、選手たちへ熱い声援を送ってください」

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