マスターズ以後、パッティングに悩みを抱える伊沢利光

　「マスターズから帰ってから、どうも、パッティングでラインが読めなくなってしまって…。
　たとえば、カップの向こう側から見て、横からも見て、ボールの背後からも見て…３つの方向からラインを読むんですけど、そのどれもが違うラインに見えるんですよ。
　さっき（プロアマ戦）も、9番でカップの向こう側からはまっすぐに見えて、ボールの背後から読むと、1カップ切れるように見えた。
　迷って、キャディに聞いたら、キャディは右カップちょっと切れますって言う。
　う〜ん、と迷いながら打ったら、案の定はずれました。
　そんなふうだから打つときにすごく不安で、自分の読みが信じられなくなってしまって…。

　ただ今日の傾向としては、カップの向こう側から読んだラインがほぼ正解、というパターンが多かったので、明日からは、カップの向こう側から読んだラインを基準にしてやっていこうかな、という策は考えたんですけどね…」

• 伊澤 利光