Tournament article
つるやオープン 2001
「もっと争いに絡んでいかないといけない」
今年は、すでに米ツアーで4試合に出場。同ツアーのレベルの高さに、「打ちのめされた」と田中。海外に通用するスウィングの必要性が身にしみたのだ、という。
これまでドローヒッターとして日本で勝ち星をあげてきた田中だが、海外への本格参戦を視野に入れ、今季からストレートボールで勝負する、と話す。
「(ストレートボールは)だいぶ良くなってきたけれど、まだまだ、ドローのときのように計算が立たないし、あたりまえのように打っていけない。まだまだ、ドローも強いですからね。ということはつまり、コースによっては、対処できないホールがある、ということなんです。もっともっと、ストレートの精度をあげていかないといけないと思っています。
あと、グリーンまわりからのアプローチのバリエーションを増やすことも課題。たとえば、サンドウェッヂ一辺倒ではなく、6番や8番アイアンで転がしたり・・・。
昨年は、静岡、クラウンズで勝ったものの、そのあとは、それほど目立った成績がない。やっぱり、常に(優勝)争いに絡んでいかないといけないし、今年は勝ち星ももっと増やしたい・・・いや、増やすというより・・・『争って勝った、争って負けた』という試合を、もっと増やしていかないといけないと思うんですね」