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アジアパシフィックオープンゴルフ選手権競技 キリンオープン 2001

4位タイの中嶋常幸

9番でバーディチャンスを惜しくもはずして、ガックリひざをつく中嶋
最終日、最終組の顔ぶれは「谷口徹、伊沢利光、片山晋呉」という言わば「いま最も旬」の選手たち。
そのひと組うしろは「室田淳、中嶋常幸、倉本昌弘」の熟年、ベテラン勢だ。
それについてコメントを求められた中嶋は「いやだな、若手とまわりたかったよ」とちょっと不満気。
しかし、「でもジャンボがここに入ると面白かったのにね」とまんざらでもない様子だった。

この日、トップを行く片山晋呉との同組ラウンドについては「うまいよ。8番のグリーン奥からのアプローチと11番のバンカーショット、この2つは感心させられたよ」と絶賛。
「谷口もからんでいるし、明日のゲームはメチャメチャ面白くなるよ。それで、僕ら後ろの組がさたに揺さぶりをかけられればいいね」と闘志をみなぎらせた。

また、自身のゴルフについて聞かれると、「今日のできは50点」と、少々辛口判定。
「ティショットは前傾姿勢が浅いからいいけれど、アイアンは前傾が深くなるから、股関節の角度がつくので難しくなる」とシビアに自己分析。
「・・・でも、明日は何とか40代の輝きを見せますよ。帽子を取ったときの輝きじゃなくてね」と、最後はジョークで盛り上げていた。

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