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国際オープンゴルフトーナメント 中日クラウンズ 2001

▼ プロアマ日、トピックス「プレッシャーは減った。でも、和合の難しさに変わりはない」

ディフェンディングチャンピオン・田中秀道

 「確かに、グリーンの位置、大きさ、形状が変わったことで、ティショットのときに感じるプレッシャーは軽減されたと思います。
 前のコースは、常に『どうしてもここに打たなくちゃ』という圧迫感があり、グリーン手前手前から攻めていくしかなかったのですが、今年は、ピンの根元をダイレクトに狙っていくというような、攻め方も要求されるようになった。幅広い攻め方が、必要になったんですね。
 まるで、別のコースに来たみたい。ティショットで、精神的に立ちやすく、このエリアに打たなくちゃ、という重圧感は減りました。でも、だからといって、油断すると、とんでもないケガをする。
 たとえば、14番。昨年までは、右サイドは絶対にダメだった。それで、フェアウェー左サイドぎりぎりに打っていって、OBだったりトラブルがありましたが、今年は、多少、右にプッシュアウトして右のラフでも、攻めていける。
 そう思って打つと、今日は、右隣のコースまで行ってしまって・・・。
 前は、シビアだったからこそ、集中できたというのがありますが、今年は精神的に楽になったと思りすぎてのミスが、怖い気がします。
 グリーンが変わったからといって、和合コースが変わるわけではない。
 風は相変わらず読めないし・・・今日のプロアマ戦はグリーンにばかり気がいって、よけいに風の計算がおそろかになり、スコアにすれば、75、76くらい打ってしまった。
 グリーンが変わっても、和合は和合。
 プレッシャーは減ったからといって、やさしくなったわけではないと思って、明日からプレーするつもりです」

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