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東建コーポレーションカップ 2002

「天気には、文句言えないですから」 1ホール残してサスペンデッドとなった米山剛は、4アンダー暫定4位

 連続バーディを奪った直後の、7番ホールで、1回目の中断。
 再開後も、雨、風が吹く難コンディションが続いたが、米山は、着実にバーディを重ねていった。
 あいにく、17番のホールアウト直後に日没サスペンデッドのサイレンが鳴り、結局、たった1ホールだけ残して、競技は翌15日に持ち越されたが、「天気には文句は言えないですから」と、あくまでサバサバとしたもの。
 このオフ、井上透プロコーチと取り組んだ「若干フラットにして、ドロー気味の球筋へ」のスウィング改造が、順調に進行中で、その余裕と自信が、米山には、悪天候も意 に介さない、我慢強さを生んでいるようだ。
 「明日の朝も早いけど、早めにコースに入って、ストレッチで、体をほぐして…残りの18番もバーディ、取れるといいですね」

 今年の目標は、約2年間、遠ざかっている「優勝」の2文字。
 「と同時に、1年を通して、しっかりとしたスウィング作りをしていきたい」と話し、ひとまずコースを引き上げた。

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