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住建産業オープン広島 2002

平塚哲二が、単独首位で記者会見

“公言どおり”のインタビュー。
 強い風が、八本松の木々を大きく揺さぶる中、ノーボギーの65でまわって通算12アンダー。平塚哲二が、単独首位で記者会見に臨んだ。
 今季は、初日に出遅れ、最終日にまくるパターンが多かった。
 しかし、いくら最終日に良いスコアで上位に浮上しても、その日、脚光を浴びるのは、チャンピオンのみ。
 「それだけ、今年の僕のゴルフはイマイチって、ことやねんなあねんなあって、ちょっと寂しかったんですよね」
 平塚にとって、報道陣の取材を受けられるかどうかが、好不調のひつつのバロメーター。「だから今週は、最終日までに1度、(会見に)呼ばれるような成績を出そうと」
 念願かなってインタビュールームに現れた平塚は、きっぱりと言い切った。
 「明日は、優勝を狙っていきます。チャンスですから」
 いま、選手間で噂の、“もっとも初優勝に近い選手”が、その気になった。

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