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ブリヂストンオープン 2002
「いつしか、コンプレックスに」
今季のレイコックは、昨シーズンの豪州ツアー賞金ランク3位の資格で、世界舞台に挑戦する機会が増えた。
全英オープン、全米プロでメジャーに参戦。
WGCからも招待を受け、アメリカン・エキスプレスチャン・ピオンシップなどにも出場したが、「どれもこれも、結果はさっぱり。力の差を、思い知らされましたね」と振り返る。
さらに、今年参戦4年目を数える日本ツアーでも惜しいところで結果が出せない状況が続き、「いつしか、なにかコンプレックスのようなものまで感じるようになり、それが、肩に重くのしかかるようになっていました」と打ち明ける。
だからこそ、この日本ツアーでの1勝は、昨年、母国ツアーで経験した初優勝よりも、「とても貴重なものに思えます」とレイコック。
「やっと肩の荷が、おりました。これを機に、もっともっと、たくさん勝ちつづけますからね!(笑)」。
今年は、12月に行われる米ツアーの最終予選会Qスクールにも受験予定だ。
「うまくいけば、来年から世界の舞台でも活躍したい」
その前に自信をつける、今回の日本ツアー初Vだった。