Tournament article
アコムインターナショナル 2002
「早く“V8”エンジンで、走りたいね!」ディフェンディングチャンピオン 細川和彦
昨年、今大会でツアーV7をあげた直後、体調を崩した。
腸炎を患い、残りシーズンを棒に振った。
今季開幕後も体調は思わしくなく、欠場が目立った。長い不振が続いていたが、この夏を過ぎて、ようやく本調子。
この日水曜日はプロアマ戦でコースをまわって、「飛距離も、去年どおりに戻っていたし、期待、できそうだよ!」と明るい笑顔だ。
キャディバッグには、現在の勝利数『V7』が、大きく縫いこまれている(=写真中)。
「できれば今週、この文字を“V8”にしたいね」と力強く言った細川。「車だって、V7のエンジンはないでしょ? 早く、“V8”エンジンで、走りたいもんね!(笑)」
連覇を狙う細川は、初日から、エンジン全開でいくつもりだ
(写真下)= この日のプロアマ戦、細川は主催・アコムの木下盛好社長(右端)とラウンド。堂々2位に輝いたが、「僕の貢献は1ホールだけ。それどころか、今日は社長はじめ、チームのみなさんに本戦から役立てられそうなヒントを、いろいろ教えていただきました!」と話して笑わせた。