Tournament article
サン・クロレラ クラシック 2002
「今日のプレーは良いことずくめ
前日水曜日は、持病の“左足かかと痛”が、再発。
「明日から、プレーできるかなあ…」と、不安を感じるほどの痛みだったが、翌初日の組み合わせ表を目にした途端、「絶対、出るぞ!」と、がぜん、やる気モードに。
ジャンボ尾崎、谷口徹との、豪華組み合わせ。
特に、中嶋がシード落ちしてどん底のときも、自分の練習時間を割いてスイングを見てくれたり何かと、気をかけてくれたのが、ジャンボだ。
「なんとしても、一緒にまわりたいって思ってね」
宿泊先に帰って患部を冷やすなど、懸命の治療でこの日にこぎつけた中嶋は、出だし1番で8メートルのバーディチャンスを奪うなど、5アンダーの好スタート。
「今日のゴルフには満足だね。ジャンボとのラウンドも楽しかったし、谷口のゴルフで参考になる部分を見つけたし、良いことずくめだったよ」
と、7年ぶりに挑戦した全英オープン挑戦後、2試合ぶりの日本ツアーを、満喫している。
今大会までの2週間の休養も、効いている。
本土の猛暑を避け、先月27日、一足早く北海道入りし、釣りや、友人とのプライベートラウンドなど、「自分サービス」(中嶋)にいそしんだ。
心からリラックスできた“夏休み”。
「最高の日々だったね。もう、これから夏は、毎年、北海道で過ごしちゃおうかな、と思ったくらい!」
トミーが、お気に入りの土地で、“復活2勝目”をねらう。