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フジサンケイ クラシック 2002
単独首位でホールアウトした佐藤信人
体感気温もグっと下がり、ホールによっては、「昨日と5番手も大きいクラブを持った」と話す選手もいるほど、タフなコンディションとなった。
そんな中、アンダーパーをマークした佐藤信人は、「こんな厳しい日は、どんなことでも起こりうる」と考え、ピンチにも、けっして慌てることなく対処。7番で3パットのボギーも「そのうち、良いこともあるだろう」と受け止め、そのほかは大きな怪我もなく、単独首位でホールアウトした。
「これ以上ないくらい最高のゴルフ。久しぶりの最終組、楽しみたいですね」
淡々と話す佐藤には、決勝ラウンドを前に、気負いはまったく見られない。