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ダイヤモンドカップトーナメント 2003

『メジャー出場はレベルアップのチャンス』全英オープン日本予選1位に踊り出たトッド・ハミルトン

この優勝で、全英オープン日本予選ランク1位に踊り出たハミルトン。出場権を手に すれば、96年以来、4度目のメジャー挑戦となる。
1回目は88年、予選会から挑戦した全米オープンだった。
2度目は、アジアンツアー賞金王の資格で挑戦した92年の全英オープンだった。
そして3度目も、全英オープン。96年、ロイヤルリザム・アンド・セントアンズで行 われた大会は、今も大切な思い出だ。
「そうそう、あのときは予選ラウンドで、当時、16歳だったセルジオ・ガルシアとま わったんだよ。あと、ロッカールームでニクラウスに会って、写真にサインをもらっ たときは、嬉しかったなあ! 最終日はね、トム・リーマンの優勝シーンで表彰式に あらわれたストリッパーを見たんだけど、それが残念ながら男でさあ・・・」
話しているうちに、頭の中はタイムトリップ。当時の興奮がよみがえってくるのか。 いつものポーカーフェイスは影をひそめ、子供のように無邪気な笑顔を浮かべ、遠く スコットランドに思いを馳せた。
「・・・今年も絶対に行きたいね。メジャーに出場することは、今のゴルフをレベル アップさせるチャンスだしね」と、再びかの地に立つことを誓ったハミルトンだっ た。
写真=表彰式で、大ギャラリーから大きな拍手を受けて、「最後まで残って応援をし てくれ たたくさんのギャラリーのみなさんや、大会を支えてくださったボランティアのみな さんに、僕のほうこそ拍手を贈りたいよ」とハミルトン。「バーディだけでなく、 パー セーブしたときでも大きな拍手で喜んでくれて、ほんとうに勇気付けられたんだ」

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