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久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント 2003

『ほんま久しぶり!』今大会2001年のチャンピオン、平石武則が8バーディノーボギーの64でまわって単独3位浮上。今年で切れるシード権保持のため奮闘中

「もともと、ショットはずっと良かったんですよ。ミズノのアイアン『インテージ』 を使い はじめてからね、とても良い球が打てるようになって。アマチュアの方向けのとても 易しい クラブ。あれをね、使いだしてからピンにつくショットが打てるようになったんで す。
そのかわり、パットがはまったくダメだった。3〜4メートルのチャンスにはつくん だけど 、詰めのパットが入らなかった。
でもね、特にどうこうしようとするわけでもなく、まあ、いつか入るようになるまで 気長に 待ちましょう、という感じで。予選落ちが続いてちょっとつらい時もあっ て、何本かパター を変えたりもしたけれどね。打ち方とかは何も変えずにやってい て、そのうちサン・クロレラ あたりから徐々に兆しが見え初めて。最近はパットさ え入れば、このくらいのスコアは出る だろう、という予感はありましたね。
ノーボギーで回れたことが何より嬉しいです。バーディ取るのも嬉しいけれど、やっ ぱり、 プロはボギーを打たない、というのが一番。ほんま久しぶりやわこんな良いスコア出 したの。
このコースは得意とかいうのはないんやけどねえ・・・。前に勝ったときも、ものすご い何か が良かった、といわけでもないのに優勝できてしまった。今回もね、優勝とかよりも 来年の シード権をなんとかしよう、というような気持ちでやりたいな。すでに、お尻に火が ついた 状態ですからね。もちろん、この1試合でどうにかできるような実力は僕にはないけ ど、そ れでもこれから年末まで1試合1試合頑張っていってね、1年終わってから『ああ、今 年も良 かったなあ』というふうに、したいですよね」

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