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久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント 2003
『“いつか”を目標に頑張りたい』久光製薬KBCオーガスタ2日目 世界進出をもくろむディネッシュ・チャンドが首位タイ
「ドライバーショットで軽く体をならして、だんだんクラブを短くしていくという流 れの中 で、アプローチとパットだけでもみな軽く1、2時間は球を打っているんだ。とにか く、誰もがよく練習する。僕ももっともっと、頑張らないと、という気にさせられた よ」。
大いに刺激を受けて、帰国後は自分もショートゲームの練習に熱心に取り組むように なった 。「だんだん頭を上げるタイミングが早くなってくる」という弱点の克服にも積極的 に励んだ。甲斐あって、「今は、前回勝ったとき(2001年のマンシングウェアオープ ンKSBカップ)と同じ感覚でパットできているんだ」確かな手ごたえを、掴んでい る。
マスターズでは、実に多くのことを学んで帰ってこられた、とは思うが悔しさもあ る。
「なんで僕がここに出ていないんだろう、って・・・」。自分にも、あの舞台に選手 と して立 つ実力が十分に備わっている、という自負もある。
「“いつか”を目標にして、頑張りたいよね」世界へと飛び立つ前に、まずはこの久 光製薬KBCオーガスタで頂点に立つ。