「明日は相手にプレッシャーを仕掛けること」
3打差2位のトーマス・ビヨン

「最後18番でセカンドショットを木にあてて、ミス。本当ならバーディを取るべきところでボギーは痛 かったけど、でも、ゴルフはそういうものだからね。18番ホール以外でもミスはあったけど、1日、楽 しんでプレーできていたし。

ガルシアとは3打差がついてしまったが、99年大会のようなこともある。ゴルフではいろんなことが起 きる。1ストロークのミスや、バーディボギーで簡単にひっくり返ったりする。すぐに流れは変わる。 ガルシアはこのところ、あまり良いプレーができていなかったようだが、それは良いプレーをしなけれ ば、と自分自身にプレッシャーをかけすぎていたせいのようだ。もともと、すべての面で非常に高いポ テンシャルを持っている選手だった。今年はスウィング改造にも取り組んで、それらがうまくセットに なって、ようやくいまは良い方向へ流れはじめたようだ。いずれは世界最高になる素質のある選手。彼 が明日、崩れることは考えられない。特にガルシアとの3打差は、そう簡単にはひっくり返りそうもな いが、とにかく、明日僕がやるべきことは、コースに出て相手にプレッシャーを仕掛けることだと思っ ている」

• Ｔ・ビヨン